自主派遣

自主派遣②『ソロモン諸島ガダルカナル島』

ソロモン諸島は6つの大きな島と1,000程の火山島・サンゴ礁からできており、なかでもガダルカナル島はソロモン諸島のうち最大の島です。
年間を通して高温多湿の海洋性熱帯雨林気候で、熱帯雨林が広がっています。先の大戦において、日本軍は激しい消耗戦により、戦死者のみならず多数の餓死者が発生する事態となりました。戦いでは日本兵19,200名、連合軍7,100名と両軍で多くの戦死者が出ました。
当法人では、平成23年から平成28年にかけて第1次から第6次にわたり、全国ソロモン会と共催の「ガダルカナル島未送還遺骨情報収集活動自主派遣隊」を派遣し、長年進出が叶わなかった密林奥地の通称丸山道(第2師団長・丸山政男中将の姓が由来)にて、野営をしながら多くのご遺骨を収容しました。なお平成26年には、海上自衛隊練習艦隊(旗艦かしま)により、当法人が収容したご遺骨が日本へと帰還されました。
(これまで当法人が送還に携わったご遺骨の柱数:837柱)

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