自主派遣

自主派遣③『サイパン』

サイパン島はアメリカの自治領である、北マリアナ諸島の中で最も大きい島です。
先の大戦当時、サイパン島は旧日本軍の絶対国防圏であったため、日本側の最高指揮官である中部太平洋艦隊司令長官南雲忠一中将を中心に約43,000人の兵士がいましたが、マリアナ沖海戦にて敗戦してから戦況は一転しました。結果、アメリカに島を占領され、日本人だけで約41,000人もの戦没者を出して1か月に及ぶ戦いが終わりました。
当法人では、昭和の時代より遺骨収集派遣を実施しているほか、2011(平成23)年以降は集団埋葬地を発見したことに起因し、計6回にわたり自主派遣を実施しております。
(これまで当法人が送還に携わったご遺骨の柱数:775柱)

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