今では日本人の多くが観光で訪れるグアム島ですが、戦時中には日米の死闘が繰り広げられた悲しい歴史を持ちます。戦後28年が経過した昭和47(1972)年には、同島のジャングルから残留日本兵の横井庄一氏が発見されたことで知られています。地政学的にはマリアナ諸島に属し、サイパン・テニアン両島と同様のチャモロ人が多く住みますが、グアム島は両島とは異なりアメリカの準州です。また戦前から日本の委任統治領であった両島と、日本軍が開戦後に進出した島である違いから、日本に対する現地感情が大きく異なることも相俟って、遺骨収集は戦没者数に対してわずか4%しか進んでいません。
(これまで当法人が送還に携わったご遺骨の柱数:0柱)
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